従業員支援プログラム(EAP)とは
その名の通り、貴社の従業員のみなさまを支援することを通じて、企業活動の繁栄を応援するサービスです。
EAPとは米国で発祥し、世界的に普及している従業員支援プログラム(EAP)で、以下の2点を援助するために作られた職場を基盤としたプログラムです。
1.職場組織が生産性に関連する問題を提議する。
2.社員であるクライアントが健康、結婚、家族、家計、アルコール、ドラッグ、法律、情緒、ストレス等の仕事上のパフォーマンスに影響を与えうる個人的問題を見つけ、解決する。
(国際EAP学会によるEAPの定義より)
言い換えれば、職場という、日本に暮らす多くの方が持つ基盤を活用し、
社員であるクライアントの個々人に固有のプライベートの問題解決にアプローチする、というものです。
昨今は、法制度においても、セクハラ・パワハラ・マタハラ等々のハラスメントに関するものが中心的に整備されるなど、職場環境の整備や従業員支援の重要性が高まっています。というのも、職場環境や従業員の働きやすさというものが、会社経営においてダイレクトに明暗を左右するものとなっているためです。
例えば「いかに人材の定着を実現できるか」ということは、「人材の採用」から始まり、「人材の生産性」にも影響を与えます。そして、この定着には、職場環境だけでなく、なかなか職場では見つけることができない「プライベートの問題」が影響していることがある、ということがわかってきています。
法律事務所による従業員支援プログラム(EAP)を活用して、従業員のプライベートな問題(離婚、相続、交通事故、借金、近隣問題、学校問題等)に関心を寄せ、解決に向けた方策の手を差し伸べられるというのは、会社経営者にとって、かゆいところに手が届くというようなものです。
これからのは「人」を大切にした経営の重要性が高まる時代です。EAPの重要性が今、注目されています。